好きな人に好きというまでが恋なら、それから先はなにと形容されるんだろう。ほんとうに好きな人の連絡先を聞けぬまま少し長い休みに入った。もしかしたら好きかもしれない人とは何度か連絡を取った。事実はどうであれ、好きな人に好きな人がいるということ…

どしゃぶりの駐車場、インキーで慌てふためく。買い物するときは携帯電話を車に置きっぱなしにする悪い癖。連絡手段がなく、スーパーの隣に建ってるクリーニング屋に駆け込む。今のご時世、電話を貸していただけますかなんて言う二十代いるのかな。こういう…

たまに見る、戦争が始まる夢はなんなんだろう。明かりをつけてはいけない部屋でせっせとリュックにモノ詰めて、小さなろうそくひとつで家族の団欒を過ごし、戦争が始まるまえに目がさめるのだけど夢の中のあのざわざわは何回見てもいやだな。 あと今日はでか…

言われて嬉しかったこと書いていいですか。 あなたが来てから会社の雰囲気が変わりました。なんていうか、うまく伝わるかわからないんだけど、あなたがいるだけで周りが明るくなる。それってすごいことだよ。きっと、素敵な家族に育てられたんだな、素敵な友…

左耳が聞こえるならいいというわけでもなく、やっぱり両方きこえてほしい。イヤフォンで音楽を聴くとき、ボーカルの歌う位置がやや左寄りなのが気になる。読書もカメラも両耳聞こえなければならないというものでもないのにね。 治療してもらったらだいぶ治っ…

つくってだめって言われてつくってだめって言われてつくってだめって言われていつまで続くんだとため息つきながらそれでもつくってだめって言われるかと思いきやいいねって言われる繰り返し

‪本日の父、「レシピにはアボカド半分と書いていたけど、うちの女性陣には足りないだろうと思って二個入れたぞ！」とでかいボウルいっぱいにポキサラダ作ってくれた‬。仕事のことでもやもやして、どうしてもお酒が飲みたい気分だったので付き合ってもらった…

あせだくになりながらの給油と明日からのお弁当の買い物を終え、ひとまず帰宅しカルピスを飲んで落ち着く。庭の苺が点々と紅くなっており、ひとりじめせずに蟻たちにもわけてやる。今日は、川上弘美の『センセイの鞄』を読んだ。時折菓子をつまみながら、午…

その人自身ではなく、その人の撮る写真が好きだったのかもしれないとさみしいことを思う夜。壁に貼られた写真を見てなみだをこぼすことがあったんだもの。感動して泣くことって、ドラえもんの映画以外にもあったのね、自分。 ガチガチアルミボディが魅力的な…

あなたはあなた自身が思ってるよりもできることがたくさんあって、それにみんな気づいているからあなたに仕事をまわすんだよと言われた。はじめて触れられた部分がびっくりして、うっかり涙を流してしまった。思えばわたしはいつも誰かに憧れて、よそしか見…

朝起きたとき、まったく心が重くなかった。寝る前はあんなに涙がとめどなく溢れたが、目を閉じたらあっという間に朝がきていて、朝日を浴びた、人と話した、涙を流すほど笑った、無事故で帰ってくることができた、庭のいちごがたくさんあかくなっていた。1秒…

人は幸せになるために生まれてきたというけれど、私の人生はきっと、人の幸せを願うだけで満たされるくらい単純で、いつまでたってもどれほど傷ついても未熟なまま

いろんなことに始まりがあって終わりがあって、終わりがあるなら始まらないでほしいって この先も何回も何十回もおもうのかなあ

この先二度と会えないだろうと思う人とそうでない人のちがいはきっと、声を思い出せるか？にかかってくるとおもう。

思い出さなくてもいいものを思い出して悲しくなったりして、自分で自分のことを大事にしてあげられなかった三月が今となっては愛しい

通勤途中にあるガソリンスタンドが閉店セールをやっていた。道路ばたの田んぼの稲がすこし伸びて、緑の密度が高くなっていた。庭のいちごがふたつ、成っていた。そしてあっという間に明日は金曜日で、机の上は少しずつ汚くなっている。

かぼちゃ味の中からマンゴー味がでてくる飴を食べながら思ったんだけど、きっと自分らしくいられる場所や人や物やことは必ずしも一つだけとは限らないのかもしれない。自分らしさすら忘れかけてるし、好きな異性のタイプももうよくわかんないけど、かぼちゃ…